無麻酔歯石除去に興味を持たれている方も多いのかな…? と思います。
ワンちゃんも私たちと同じように食事をし、歯磨きをしなかったら歯垢がつき3日もすれば歯石に変わります。
言うまでもなくワンちゃんにも人と同じように、歯磨きは日常的に必要なケアになってきます。
Groomerと無麻酔歯石除去
私たちGroomerもワンちゃんの犬の歴史から初まる基礎知識飼育、繁殖学、動物看護学、基礎訓練学、ペット美容学、福祉学、動物法規学など大きく分けたこれらの事項を学んできています。
そして無麻酔歯石除去はどのように学んだか?
ズバリ…医療行為に当たるため特定の資格を有する者、ここでは国家資格を有する獣医師や動物看護師によって歯石除去を行うこと!と学んできました。
他の視点から見ても無麻酔歯石除去を私は進めませんし否定的です。
歯垢がつき歯石にならないよう日常的にケアをするのは、飼い主様とサロンでのケアになってきます。
それでもついてしまった歯石を除去できるのは獣医師や動物看護師となります。
ワンちゃんの歯石除去について考える
飼い主様よく考えてみてください。髪の毛を切りにサロンに行き無麻酔歯石除去をしますでしょうか?
私たち人も歯医者さんで歯のクリーニングをする際痛みを伴うこともあり、発言ができる私たちは「痛いです!」ということができ、医師により麻酔を施してもらうことが可能なんです。
しかしワンちゃんは喋れません。医師でもない人に麻酔をしてもらうこともできません。ましてや人のように口をずーっと開けたままにすることをワンちゃんはできません。
中にはサロンさんで無麻酔歯石除去をされているところもございますが、どのような機関の資格なのか、どのような方法でされるのか、時間は? とよく精査する必要があると思います。
歯磨きや定期的な医師訪問の重要性
日頃から歯石をつけないためにも歯磨きをしっかりとして、かかりつけ医で定期的に見てもらいながら必要に応じて獣医師と相談の上、医療を施してもらうのが賢明と私は考えます。
無麻酔歯石除去のように表面的に歯石を除去しただけでは歯周病の予防にはなりません。皆様はどうお考えになられますか?
ワンちゃんのオヤツ選びにも注意が必要
ワンちゃんの歯のためのおやつについても一言
アキレスや豚の耳、牛の蹄など極度に固いオヤツは歯が欠ける,折れる,グラグラ動く,抜ける原因になるので与えないようにしましょう。
逆にクッキーやビスケットなど歯に残りやすいオヤツもやめましょう。