ワクチンとは
感染症予防のために摂取する、無毒化または弱毒化された病原微生物(抗原)のことです。
狂犬病含め、ワクチンを接種することにより予防することが可能な病気があります。
ワクチンの種類
- 狂犬病ワクチン(義務)
国が狂犬病予防法という法律で定めている - 混合ワクチン(任意)
子犬のワクチン接種は因子免疫が消失してからできるだけ早い時期(感染する前)に行うのが理想です。
ワクチンの効果が現れるまでには約2~3週間かかります。
- 動物病院の先生によっては3年に1回など、かかりつけ医の先生と接種計画(プログラム)をよく話し合われるといいでしょう。
- 持病や疾患、摂取することによりショック状態になってしまうなどの接種除外例もあります。
- 抗体検査を実施することによるプログラムもあります。
ワクチンの目的とは
人もそうですが、ワクチンを接種すると対象の病原微生物や類縁の病原微生物に対する免疫をあらかじめ獲得し、抗体を産生しておくことができます。
事前に抗体を獲得しておくことで、実際にこれらの病原微生物が体内に侵入した際、防御することが可能になります。
ワクチンの必要性
ワンちゃんやネコちゃんの感染症の中には、感染すると致命的なものであったり、人にも感染する可能性のあるものも含まれています。
ワクチンを摂取することはワンちゃんやネコちゃんと飼い主様を守るために必要と言えます。
また、ワクチンで予防可能な感染症の中には非常に感染力が強いものもあり、施設内感染で問題となるものも含まれているため、ワクチンを接種することは施設内感染の防止につながります。
感染症とは
微生物は人や動物の耐身体に侵入し、増殖・分裂する結果引き起こされる疾患のことです。
病原微生物とは
肉眼で確認することができない微小な生物を微生物と言い、その中で人や動物に疾患を引き起こすもののことです。
さいごに
当店でも大切なご家族であるワンちゃんを預けていただく以上、ワンちゃんの命を守るためにも皆様に安全安心してご利用いただけるよう、1年に一度狂犬病ワクチン接種の証明書提示をお願いしておりますので、ご協力の方よろしくお願い致します。